強みと弱み
強みと弱み
人は誰しもが、
強みと弱みの両方を持っていますよね。
でも日本人は弱みに目を向ける傾向が強いそうです。
その原因は、
平均値を軸に物事をとらえる習慣
にあるとのこと。
確かに色々な場面で「平均値」や「平均点」という言葉を目にし、
自分の位置が平均より上なのか下なのか、
もしくは平均にあるのか気にしますよね。
平均や平均より上なら安心して、
平均より下なら不安になる。
ここでどちらに意識が向くかというと、
平均より下だった場合の、
自分の弱みに対して。
できていない!
となってしまうんですよね。
この弱みを克服し、
できるようになろうと一生懸命努力する。
確かにそんな傾向があるように感じます。
でも一生懸命努力してできるようになったところで、
弱みだったものが平均を超えて、
強みにまでなるということは考えにくいですよね。
つまり弱点を克服しても平均止まりであり、
自分の強みに変わることはないということ。
自分の成功体験や、
褒められた時のことを思い出すと、
それは強みから生まれているはずです。
成果が自分の強みから生まれるのであれば、
できないこと、苦手なことを平均レベルに引き上げても、
成果につながる可能性は低いように思います。
成果を仕事に当てはめて考えてみると、
私たちの給料は成果に対して支払われるのだから、
会社は人の強みに給料を払っている
という見方もできると思います。
ならば弱点克服ではなく、
自分の強みを磨く方が正解のような気がします。
けれども、
そもそも自分には強みが無い
そう思っている人も多くいるように感じます。
でも、それは無いのではなく、
気づいていないだけ
じゃないかと。
それならば、なぜ気づけないのか?
それは、
他人と比べるから
ではないでしょうか。
自分よりできる人がいれば、
それは強みにはならない。
そんな捉え方をしている気がします。
自分が好きなこと
やってて楽しいと感じること
それらの中に自分の強みが隠れているのだと思います。
他人と比較するのではなく、
自分自身の中に強みを見つけ、
それをどんどん磨いていきましょう!